【4月5日 AFP】男子ゴルフのブライソン・デシャンボー(Bryson DeChambeau、米国)は4日、今週開幕の第86回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2022)を28年ぶりに欠場することになったフィル・ミケルソン(Phil Mickelson、米国)について、「音信不通」だと明かした。

 ミケルソンは2月、サウジアラビア資本をバックにグレッグ・ノーマン(Greg Norman)氏が主導する新リーグ構想に関する発言が物議を醸すと、ゴルフから離れる時間が「どうしても必要」だとして休養に入っている。

 この日マスターズが行われるオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ(Augusta National Golf Club)で記者会見に臨んだデシャンボーは、ミケルソンに関して質問を受けると、「連絡を試みたが音信不通だ。連絡は一切ない」と明かした。

 今年はデシャンボー自身もまれにしかツアーに出場できていない。手と股関節のけがで6週間の離脱を強いられると、先月行われた世界ゴルフ選手権(WGC)のデルテクノロジーズ・マッチプレー選手権(Dell Technologies Match Play 2022)で復帰を果たしたが、決勝トーナメントには進めず。前週のヴァレロ・テキサス・オープン(Valero Texas Open 2022)でも予選落ちした。

 自身の状態について、デシャンボーは「今はだいたい80パーセントくらい」と話した。(c)AFP