【4月2日 AFP】赤十字国際委員会(ICRC)は1日、ロシア軍に包囲されているウクライナ南部マリウポリ(Mariupol)から民間人数千人を避難させるために派遣した職員が退避を余儀なくされたため、住民の避難を翌2日に延期すると発表した。

 ICRCは、職員9人が車3台でマリウポリに向かったものの、現場の状況などにより「続行が不可能」になったため、同市に入る前に引き返すことを強いられたと説明。民間人の避難援助はできず、同市から200キロ以上離れたザポロジエ(Zaporizhzhia)に戻ったとした。(c)AFP/ Robin MILLARD, Nina LARSON