【4月1日 AFP】テニス、マイアミ・オープン(Miami Open 2022)は31日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第14シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)は6-7 (5-7)、6-3、7-6(7-5)のフルセットで世界ランク48位のミオミル・ケツマノビッチ(Miomir Kecmanovic、セルビア)を退け、準決勝に駒を進めた。

 テニス界にセンセーションを巻き起こしている18歳のアルカラスは、大会屈指の名勝負の一つとなったこの試合で素晴らしいパフォーマンスを披露し、今大会最多の観客が詰め掛けたハードロック・スタジアム(Hard Rock Stadium)のメインコートを大いに沸かせた。試合後には「タフな試合だった」と振り返り、「相手をとてもリスペクトしている。これまでプレーした中でも最高の雰囲気だった」と語った。

 アルカラスは昨年9月の全米オープン(US Open Tennis Championships 2021)で8強入りしたほか、前週のBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2022)でも4強入りを果たしており、準決勝で待ち受ける第8シードのホベルト・ホルカシュ(Hubert Hurkacz、ポーランド)にとって、間違いなく手ごわい相手になるとみられる。(c)AFP