【3月30日 AFP】2022年サッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)欧州予選は29日、各地でプレーオフ決勝の試合が行われ、ポルトガルが北マケドニア、ポーランドがスウェーデンにそれぞれ2-0で勝利し、本大会出場を決めた。

 ポルトガルはブルーノ・ミゲル・フェルナンデス(Bruno Miguel Fernandes)が2得点を決め、前週の準決勝で欧州王者イタリアを破っていた北マケドニアを上回った。同国はイタリア撃破で史上初のW杯出場へ夢を膨らませていたが、ポルトガルの壁は高かった。

 この勝利で、ポルトガルは21世紀に入ってから6大会連続の本大会進出となった。37歳のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)にとっては、出場すれば5度目のW杯となる。

 ホームでスウェーデンと対戦したポーランドは、後半に相手を圧倒すると、ロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)がPKを決めて先制。ピオトル・ジエリンスキ(Piotr Zielinski)が見事な追加点を挙げた。

 欧州からはこれで12チームが本大会行きの切符を手に入れた。ギャレス・ベイル(Gareth Bales)のいるウェールズもプレーオフ決勝に勝ち上がっているが、ウクライナでの戦争により、スコットランド対ウクライナの準決勝が6月に延期されたため、まだ命運は決まっていない。

 カタール大会は11月21日から12月18日にかけて開催され、グループステージの組み合わせ抽選会は4月1日に行われる。(c)AFP