戦闘機提供案、米は「反対していない」 ウクライナ外相
このニュースをシェア
【3月27日 AFP】ウクライナのドミトロ・クレバ(Dmytro Kuleba)外相は26日、ロシアの侵攻に抵抗するためウクライナに戦闘機を提供する案について、米国は「反対していない」と述べた。この案は今月、ポーランドが示したが、米国防総省は拒否していた。
クレバ外相は「(米当局は)戦闘機提供案に反対していない。われわれの結論では、ボールは今、ポーランド側にある。ポーランドとの対話を通じて詰めていく」と、書面でAFPに説明した。
クレバ外相はこれに先立ち、オレクシー・レズニコフ(Oleksii Reznikov)国防相と共に、隣国ポーランドで米国のジョー・バイデン(Joe Biden)大統領と会談していた。
ポーランドは自国保有の旧ソ連製戦闘機「ミグ29(MiG29)」を独南西部ラムシュタイン(Ramstein)にある米空軍基地を経由してウクライナに輸送する案を提示。それに対し、米国防総省は「リスクが高い」として支持しない立場を示していた。(c)AFP