【3月26日 AFP】米国のジャネット・イエレン(Janet Yellen)財務長官は25日、ウクライナ侵攻後のロシアを中国が支援したかは未確定なので、中国に対する制裁は「現時点では必要でも適切でもないと思う」と述べた。

 イエレン氏は米CNBCテレビのインタビューで、「政府高官が水面下で中国と交渉し、われわれの立場について理解を求めている」と語った。

 また「中国がロシアに武器を供与する、あるいはロシアの金融システムと中央銀行に科した制裁の回避を試みるようなことがあれば非常に憂慮すべき事態となるが、現時点ではそのような事実は確認されていない」と述べた。(c)AFP