【3月26日 AFP】ロシア軍は25日、首都モスクワで開いた会見で、ウクライナ侵攻で自国軍の兵士1351人が死亡、3825人が負傷したと発表した。ロシア軍当局による同国側の死者数公表は3週間ぶり。

 国防省高官のミハイル・ミジンツェフ(Mikhail Mizintsev)氏は、親ロシア派武装勢力の支配するドネツク(Donetsk)とルガンスク(Lugansk)の東部2州を含むウクライナ各地から、民間人41万9736人をロシアに避難させたことも明らかにした。

 ロシア軍幹部のセルゲイ・ルドスコイ(Sergei Rudskoi)氏は、西側諸国によるウクライナへの武器供給は「重大な過ち」だとし、「紛争を長引かせ、犠牲者の数を増やすだけで、作戦の結果に影響を与えることはできない」と批判した。(c)AFP