【3月25日 AFP】ベラルーシ反政権派の象徴スベトラーナ・チハノフスカヤ(Svetlana Tikhanovskaya)氏は24日、ベラルーシ兵に対しロシアのウクライナ侵攻への参加を命じられても応じないよう呼び掛ける一方、ウクライナ側で戦う義勇兵をたたえた。

 チハノフスカヤ氏はポーランドの首都ワルシャワで開催されたベラルーシ人コミュニティーの会合で、「ベラルーシ兵はウクライナ人が兄弟姉妹であり、自分たちとの戦いを望んでいないと理解している」「私たちは敵になりたくはない」と語った。

 ウクライナ側に付いたベラルーシ人義勇兵については「とても誇りに思う。ウクライナの独立だけでなく、私たちの未来も守っている」と称賛した。

 チハノフスカヤ氏は2020年大統領選で2位となり、選挙結果に不正があったとしてアレクサンドル・ルカシェンコ(Alexander Lukashenko)大統領の6選を認めなかった。現在は隣国リトアニアに滞在している。(c)AFP