【SDGsニュースを振り返る】3月17日〜3月23日
このニュースをシェア
【3月26日 AFPBB News】1週間のSDGsニュースを振り返る。
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のフィリッポ・グランディ(Filippo Grandi)高等弁務官は20日、ロシアのウクライナ侵攻に伴い国内外に避難した人が1000万人を超えたと明らかにした。侵攻前、同国政府の支配下にある地域の人口は3700万人だったため、4人に1人以上が避難を強いられたことになる。
UNHCRによると、このうち340万人近くはポーランドを中心に近隣諸国に退避している。
米電気自動車(EV)大手テスラ(Tesla)は22日、ドイツの首都ベルリン近郊に完成した大規模EV工場「ギガファクトリー」の開所式を行い、同社初の欧州産EVとなる多目的スポーツ車(SUV)「モデルY(Model Y)」を顧客に引き渡した。
ベルリン南方のブランデンブルク(Brandenburg)州グリューンハイデ(Gruenheide)に完成したギガファクトリーは、テスラにとって欧州初の生産拠点。地元関係者は、同地域がEV生産の中心地となることを期待している。
アフガニスタンで実権を握るイスラム主義組織タリバン(Taliban)は23日、女子の中等教育を再開したものの、数時間後に再び停止を命じた。
AFP記者は23日朝、首都カブールの高校に女子生徒数百人が登校し、その後、教師が帰宅するよう命じたのを確認した。
タリバンが実権を掌握した昨年8月は、新型コロナウイルスの影響で全学校が閉鎖されていた。だが、2か月後の再開時に通学を許可されたのは男子と一部の低学年の女子だけだった。
(c)AFPBB News