【3月22日 AFP】ウクライナの元男子テニス選手、アレクサンドル・ドルゴポロフ(Alexandr Dolgopolov)氏(33)は21日、テニスの統括団体によるロシアのウクライナ侵攻への対応を強く批判し、ロシア出身選手の大会出場を禁止すべきだと訴えた。

 ドルゴポロフ氏はツアー通算3勝を記録し、2012年には世界ランキングで自己最高の13位まで上り詰めた元トップ選手。手首のけがを理由に2021年5月に現役を引退し、現在は生まれ故郷のキエフに帰還して防衛に参加している。

 仏民放ラジオ局のラジオ・テレビ・ルクセンブルク(RTL)で、「今のテニス界の姿勢は非常に臆病だと男子プロテニス協会(ATP)に伝えた」と話したドルゴポロフ氏。統括団体について「勇気に欠けている」と述べ、明確な立場を取れていないと批判した。

 さらに、「テニス界は決断を下さなくてはならない。ロシアは自由世界がまとめるあらゆることから排除されなくてはならない」と訴え、「『戦争反対』と言うだけでは不十分だ。選手は自分たちの政府を非難し、こうした大量殺人を認識しなくてはならない」と指摘。

 中立的な立場で出場継続を求めることは「今は支持されない」とし、「すべてのロシア人が侵攻の代償を支払わなくてはならない」と主張した。(c)AFP