【3月19日 AFP】米国の2人の元大統領、ビル・クリントン(Bill Clinton)氏とジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)氏が18日、ロシアに侵攻されたウクライナへの支持をそろって表明した。

 それぞれ民主党と共和党に所属する第42代・第43代の両元大統領は、シカゴにあるウクライナ系カトリック教会を共に訪問。ウクライナ国旗の色である青と黄色のリボンを身に着け、同国の国花ヒマワリを供え、黙とうした。

 クリントン氏はツイッター(Twitter)に投稿した動画で、訪問の目的は「ウクライナ国民への連帯」を示すことだったと説明。「米国は、自由を求め、抑圧にあらがうウクライナの人々の戦いに団結する」とつづった。

 一方、第45代のドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領はウクライナ侵攻直前、ウクライナ国境に軍を集結させた上で同国東部の二つの親ロシア派支配地域の独立を承認したウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)氏の戦略を「天才的」とたたえた。(c)AFP