【3月19日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は18日、フランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領との電話会談で、ウクライナが「戦争犯罪」を行っていると非難した。一方、ロシアはウクライナの民間人を守るために「あらゆる手を尽くしている」と主張した。

 ロシア大統領府(クレムリン、Kremlin)によると、プーチン氏は「ウクライナ軍が日々行っている戦争犯罪が注目されている」と述べ、例として「ドンバス(Donbas)地方の都市への大規模なロケット弾攻撃や砲撃」を挙げた。ウクライナ東部のドンバス地方にはロシア系住民やロシア語話者が多く、一部を親ロシア派武装勢力が支配している。

 プーチン氏はさらに「(ロシア軍は)平和を愛する市民の命を守るためにあらゆる手を尽くし、無事に避難できるよう人道回廊の設置なども進めてきた」と主張したという。(c)AFP