【3月19日 AFP】22F1開幕戦バーレーンGP(Bahrain Grand Prix 2022)のフリー走行が18日に行われ、レッドブル(Red Bull)のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)は世界王者の貫禄を示した一方で、フェラーリ(Ferrari)勢の大幅な改善に注目していた。

 フェルスタッペンはこの日2回目のセッションでトップタイムを記録したものの、フェラーリも追随し、わずか0秒087差でシャルル・ルクレール(Charles Leclerc)が2番手、カルロス・サインツ・ジュニア(Carlos Sainz Jr.)が3番手につけた。

 オランダ人ドライバーのフェルスタッペンは、「上出来だったしクルマの感触も良かった」としつつ、「だけど、ご覧の通りフェラーリが激しく追い上げていて、かなり接近しているからエキサイティングな展開だ」と警戒した。

「もう少しじっくり様子を見ていく必要があるけれど、あすは自分たちの位置も分かってくるはずだ」

 4番手にはメルセデスAMG(Mercedes AMG)のジョージ・ラッセル(George Russell)、5番手にはアルピーヌ(Alpine F1)のフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)が続いた。

 メルセデスの元世界王者であるルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)は、「(マシンが上下に揺れる)ポーポイズ現象」に苦戦し、フェルスタッペンから約1秒2遅れの9番手にとどまった。(c)AFP