【3月19日 CNS】中国インターネット情報センター(CNNIC)は、昨年12月時点でのインターネットの利用状況をまとめた。利用者数は10億3200万人に上り、ネット普及率は73%に達した。

 第5世代移動通信システム(5G)ネットワークの基地局は全国で142万5000か所となり、このうち2021年に新設された基地局は65万4000か所に上る。

 農村部のネットユーザーは2億8400万人、ネット普及率は57.6%に達し、都市部との差は縮まっている。60歳以上のネットユーザーは1億1900万人で、普及率は43.2%に増えた。

 1人当たりの1週間のネット利用時間は計28.5時間に達し、1年前と比べて2.3時間長くなった。スマートフォンを使ってネットにアクセスする割合は99.7%に達したほか、デスクトップパソコンを使う人は35%、ノートパソコン33%、テレビ28.1%、タブレット端末27.4%の順番となっている。

 オンラインで仕事をした人は前年比35.7%増の4億6900万人、オンライン医療を受けた人は同38.7%増の2億9800万人とそれぞれ急激な伸びを見せた。

 オンラインによる食事デリバリーの利用者は同29.9%増の5億4400万人、配車サービス利用者は同23.9%増の4億5300万人に達した。(c)CNS/JCM/AFPBB News