【3月20日 CNS】中国情報通信研究院(CAICT)によると、1月の国内市場の携帯電話出荷台数は3302万2000台で、前年比17.7%減少した。春節(旧正月、Lunar New Year)が近づく1月は、例年なら販売のピーク期を迎える。実際、2021年1月は前年同月比92.8%増の4012万台を出荷しており、今年の減少は異例だ。

 業界関係者は、携帯電話のアピールポイントが「バッテリー寿命が延びた」「急速充電」などと代わり映えせず、革新的な技術が登場していないことを原因に挙げる。折りたたみ式スマートフォンの人気は高いが、在庫切れの状態が続いている。

 コンサルタント会社アナリストの斉英楠(Qi Yingnan)氏は「新型コロナウイルスの影響で携帯電話の発売サイクルが延びている」と指摘。さらに「半導体不足により、昨年は生産コストが上昇し、低価格帯製品の利益率が低下している。コストの上昇分を相殺するため、多くのメーカーは新製品の価格を引き上げなければならない」と分析する。

 一方で、世界の携帯電話出荷台数は2022年も引き続きプラス成長を維持し、7%以上の増加が見込まれていると考えている。(c)CNS/JCM/AFPBB News