マリウポリの避難民が集まるザポロジエも爆撃 ウクライナ南部
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【3月16日 AFP】ウクライナ南部の都市ザポロジエ(Zaporizhzhia)で16日、駅などがロシア軍の爆撃を受けた。ザポロジエには、ロシア軍が包囲する南部の港湾都市マリウポリ(Mariupol)から多数の民間人が避難している。
ザポロジエ州知事はメッセージアプリのテレグラム(Telegram)に「ザポロジエで初めて民間施設が爆撃の標的になった」と投稿した。ザポロジエ第2(Zaporozhye-2)駅周辺にロケット弾が着弾したものの、死傷者はなかったという。
ザポロジエは、マリウポリから避難する人々が最初に立ち寄る中継地で、多くはポーランドなどを目指して西へ向かう。
人道支援団体によると、マリウポリの約40万人に上る市民は水道や暖房がないほか、食料も乏しくなっており、人道危機に直面している。(c)AFP
