【3月15日 AFP】(更新、写真追加)ウクライナの首都キエフで15日早朝、複数の住宅街が爆撃を受け、少なくとも2人が死亡した。非常事態庁が明らかにした。ロシア軍はキエフへの攻撃を強めている。

 非常事態庁のフェイスブック(Facebook)によると、キエフのスビアトシンスキー(Sviatoshynsky)地区で16階建ての集合住宅が爆撃され、2人が死亡、27人が救助された。ポディルスク(Podilsk)地区にある集合住宅も攻撃を受けたという。

 複数のAFP記者は15日早朝、キエフ中心部で大きな爆発音が少なくとも3度発生したのを確認していた。

 非常事態庁は、キエフ南東部のオソコルキー(Osokorky)地区でも住宅1軒が攻撃を受けたとしている。同庁が公開した画像には、2階建ての民家の割れた窓から煙が上がる様子が確認できる。(c)AFP