【3月15日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間14日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は604万1660人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で4億5579万5024人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 13日には世界全体で新たに3828人の死亡と126万6588人の新規感染が発表された。

 過去1週間の新規感染者が最も多い地域は欧州で、510万8774人(世界全体の44%)の感染が確認された。2番目に多いのはアジアの501万3647人(同43%)。

 過去1週間の死者が最も多い地域は欧州で、1万6047人(世界全体の36%)が死亡。次いでアジアの9953人(同22%)となっている。

 過去1週間の人口10万人当たりの死者数が多かった国・地域(人口50万人未満の国を除く)は、上位から香港(26.49人)、デンマーク(6.99人)、ジョージア(4.71人)、エストニア(4.52人)、ラトビア(4.51人)。

 過去1週間の人口10万人当たりの新規感染者数が多かった国・地域は、上位から韓国(4096人)、オーストリア(3177人)、ニュージーランド(2885人)、オランダ(2566人)、キプロス(2256人)。

 ここ数日間で、1週間の新規感染者数が過去最多を記録した国・地域は、韓国、ドイツ、ベトナム、オーストリア、ブータン。

 最も死者が多い米国では、これまでに96万7552人が死亡、7951万7492人が感染した。次いで死者が多い国はブラジルで、死者数は65万5078人、感染者数は2936万8776人。以降はインド(死者51万5877人、感染者4299万3494人)、ロシア(死者36万1344人、感染者1737万6241人)となっている。

 人口10万人当たりの累計死者数が多い国は、上位からペルー(642人)、ブルガリア(519人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(476人)、ハンガリー(462人)、北マケドニア(439人)となっている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染者として集計されないままとなっている。(c)AFP