【3月15日 CGTN Japanese】今年1月に調印された協定に基づき、中国国家中医薬管理局は中医医師を主力とした感染症対策医療チームをカンボジアへ派遣し、1年間にわたる国際医療支援を提供します。これは中国が派遣する初の中医国際医療支援チームです。現在、医療チームのための準備作業を行う先遣隊がすでにカンボジアに到着し、現地の感染状況や医療衛生状況を調査しています。

 中国中医科学院西苑病院国際協力・交流部門の責任者である徐峰(Xu Feng)氏によりますと、現在、無料診療や巡回診療、講座、研修、現地メディアでのコラム開設などを通じて、中医学の養生・保健知識を広めているところです。また、同病院の徐鳳芹(Xu Fengqin)副院長は、「現在、中医薬はカンボジアの新型コロナウイルス感染症との闘いにおいて重要な役割を果たしている。カンボジアの多くの住民は感染後に、中薬による治療を受けたいと希望している」と述べました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News