【3月14日 AFP】21-22イングランド・プレミアリーグは13日、第29節の試合が行われ、アーセナル(Arsenal)はレスター・シティ(Leicester City)を2-0で下し、4位の座をキープした。

 リーグ戦5連勝となり、消化試合数が三つ少ない中でマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)を上回って再び4位につけたアーセナルは、6シーズンぶりの欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)出場に近づきつつある。

 キックオフ直後から試合を支配したアーセナルは11分、レスターの弱点を突いてトーマス・パルテイ(Thomas Partey)がセットプレーからヘディングで先制点を挙げた。

 アーセナルはその後、パルテイがペナルティーエリア内でチャグラル・ソユンク(Caglar Soyuncu)のハンドを誘うと、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)判定の末に与えられたPKをアレクサンドレ・ラカゼット(Alexandre Lacazette)が蹴り込んだ。

 一方、エバートン(Everton)はウォルバーハンプトン・ワンダラーズ(Wolverhampton Wanderers)に0-1で敗れた。コナー・コーディ(Conor Coady)にゴールを決められホームで敗れたエバートンは、得失点差でなんとか降格圏より一つ上の順位につけている。

 また、最下位ノリッジ・シティ(Norwich City)をホームに迎えたリーズ・ユナイテッド(Leeds United)は、後半アディショナルタイムにジョー・ゲルハルト(Joe Gelhardt)が勝ち越し弾を挙げ、2-1で劇的な勝利を収めた。ジェシー・マーシュ(Jesse Marsch)監督の下で初勝利を挙げたリーズは、降格圏と4ポイント差になった。

 ワトフォード(Watford FC)もクチョ・エルナンデス(Cucho Hernandez)の2ゴールでサウサンプトン(Southampton FC)を2-1で下し、待望の勝利で残留の望みをつないだ。(c)AFP