【3月14日 AFP】21-22スペイン1部リーグは13日、第28節の試合が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)はフェラン・トーレス(Ferran Torres)の2得点などでオサスナ(CA Osasuna)を4-0で下し、復調を続けている。

 前半の14分間でトーレスがPKを含む2得点、ピエール・エメリク・オーバメヤン(Pierre-Emerick Aubameyang)が1得点を挙げ、試合をほぼ決定づけたバルセロナは、75分にもリキ・プッチ(Riqui Puig)がゴールを決めて試合を締めくくった。

 これでバルセロナは、今週に予定されているヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2021-22)のガラタサライ(Galatasaray)戦、さらにはアウェーで行われるレアル・マドリード(Real Madrid)との「エル・クラシコ(El Clasico)」という重要な2試合に照準を合わせることになる。

 バルセロナのシャビ・エルナンデス(Xavi Hernandez)監督は、「このインテンシティー(強度)でプレーできれば誰が相手でも渡り合える」とコメントした。

 リーグ戦4連勝となったバルセロナは3位の座をキープ。ラージョ・バジェカーノ(Rayo Vallecano)と引き分けて優勝争いの望みがついえたようにみえる2位セビージャFC(Sevilla FC)に、消化試合数が一つ少ない中で5ポイント差と迫っている。

 セビージャはリーグ戦の直近8試合で6度目のドローを喫しており、首位レアルは14日のマジョルカ(RCD Mallorca)戦に勝利すれば、2位との勝ち点差を10に広げられる。(c)AFP