【3月14日 AFP】ラグビーW杯フランス大会(Rugby World Cup 2023)の欧州予選を兼ねた欧州選手権(Rugby Europe Championship 2022)は13日、第4節の試合が行われ、スペインはホームでポルトガルを33-28で下し、2位以内を確定させて16チーム目となる出場権を獲得した。

 一方、すでにW杯出場を決めており、予選首位に立っているジョージアは来週、欧州選手権のタイトルを懸けてホームのトビリシでスペインと対戦する。

 20チームが出場するW杯でスペインはプールBに入り、前回王者の南アフリカやスコットランド、アイルランド、現在行われているアジア・パシフィック予選の通過チームと顔を合わせる。

 スペインがW杯に出場したのは1999年大会のみで、このときも南アフリカやスコットランドと同組で、他にはウルグアイが一緒だったが、18得点122失点で3戦全敗に終わった。

 前回の日本大会(Rugby World Cup 2019)に向けた予選でスペインは、複雑かつ激しい論争の末に敗退を喫した。

 ベルギーに敗れたスペインは試合後、一つの出場権を争うライバルであるルーマニア出身の審判がこの一戦を担当していたとして異議を申し立てた。

 しかし、出場資格のない選手を起用したとしてスペイン、ベルギー、ルーマニアの3チームが失格となったため、調査を行ったワールドラグビー(World Rugby)は審判の件を問題なしと結論づけた。(c)AFP