【12月22日 AFP】ラグビースペイン代表のカワ・レアウマ(Kawa Leauma)選手(32)が、オランダのアムステルダムで転落死する事故が起こった。スペインラグビー連盟(FER)が21日に発表した。

 連盟は「残念なことに、カワ・レアウマ選手が昨晩にこの世を去った」と発表し、「現在アムステルダムへ向かっている同選手の妻の希望」により、それ以上の詳しい情報を明かすことは差し控えた。

 スペイン紙マルカ(Marca)によると、レアウマ選手はアムステルダムのショッピングセンターで、6メートルの高さのテラスから転落して頭を強く打ち、搬送先の病院で手術を受けたが亡くなった。

 レアウマ選手はサモアにルーツを持ち、20歳以下の同国代表に選出された経歴も持っていた。クラブレベルではニュージーランドのオークランドのクラブを渡り歩いた後、スペイン1部リーグのオルディシア(Ordizia Rugby Elkartea)に加入していた。

 スペイン代表でも非公式戦に1試合出場していたが、W杯フランス大会(Rugby World Cup 2023)予選を兼ねた18日の欧州選手権(2021 Rugby Europe Championship)オランダ戦では、出場資格があるか不透明だったためメンバーを外れていた。(c)AFP