【3月13日 AFP】21-22イタリア・セリエAは12日、第29節の試合が行われ、首位ACミラン(AC Milan)は1-0でエンポリ(Empoli)に勝利し、2位とのポイント差を5とした。

 本拠地サン・シーロ・スタジアム(San Siro stadium)でミランは18分、FKのこぼれ球を拾ったフランス人DFピエール・カルル(Pierre Kalulu)がペナルティーエリアの外から決めた今季初ゴールが決勝点となり、宿敵インテル(Inter Milan)との勝ち点差を広げた。

 現時点で試合の消化がミランより二つ少ないインテルは、13日にアウェーでトリノ(Torino FC)と戦い、首位を6ポイント差で追う3位ナポリ(SSC Napoli)も同日敵地でエラス・ベローナ(Hellas Verona)と対戦する。

 一方、アルバロ・モラタ(Alvaro Morata)が2得点を挙げたユベントス(Juventus)は3-1でサンプドリア(Sampdoria)を下し、リーグ戦の無敗記録を15試合に伸ばした。

 ユベントスは、23分にフアン・クアドラド(Juan Cuadrado)のクロスから日本代表DF吉田麻也(Maya Yoshida)のオウンゴールで先制。モラタはPKでチーム2点目を挙げると、終了2分前にも加点して試合を決め、ユベントスはビジャレアル(Villarreal CF)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)決勝トーナメント1回戦第2戦に自信をつけた。

 敵地での第1戦を1-1で引き分けたユベントスは、16日に本拠地トリノ(Turin)にビジャレアルを迎える。(c)AFP/Terry DALEY