【3月13日 AFP】テニス、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2022)は12日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第4シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は第3セットの2ブレークダウンをしのいで、6-2、1-6、7-6(7-3)でセバスチャン・コルダ(Sebastian Korda、米国)を下し、今季戦績を16勝0敗とした。

 世界ランク4位のナダルは、全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2022)決勝でダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)に歴史的な大逆転勝利を収め、男子シングルス史上最多通算21回目の四大大会(グランドスラム)制覇を成し遂げており、そのテニス史に残るキャリアで最高のシーズンスタートを切っている。

 一方でナダルはこの試合を前に、BNPパリバ・オープンに続く「サンシャイン・ダブル」の2戦目マイアミ・オープン(Miami Open 2022)を欠場すると発表した。

 今大会の開幕を前にナダルは、6か月前に松葉づえ生活を余儀なくされた脚のけがが今も懸念材料であると話しており、来たるべき欧州でのクレーコートシーズンを見据え合理的な判断を下した。(c)AFP