【3月11日 AFP】サッカーヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2021-22)は10日、決勝トーナメント1回戦第1戦が各地で行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)はホームでガラタサライ(Galatasaray)とスコアレスドローに終わった。

 バルセロナは試合を支配する時間が長かったが、来週の第2戦を前にリードしかけたのはガラタサライの方で、バフェタンビ・ゴミス(Bafetimbi Gomis)が決勝点を決めたかに思われたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)判定の結果、オフサイドで取り消された。

 バルセロナでは昨年12月以来の先発となったメンフィス・デパイ(Memphis Depay)が前半に二つのチャンスを得たが、どちらもGKイニャキ・ペニャ(Inaki Pena)の好セーブに阻まれた。

 また、後半にはジョルディ・アルバ(Jordi Alba)やウスマン・デンベレ(Ousmane Dembele)、フレンキー・デ・ヨング(Frenkie de Jong)がゴールに迫ったものの、均衡を破ることはできなかった。

 バルセロナのシャビ・エルナンデス(Xavi Hernandez)監督は、スペインのテレビ局「モビスター・プルス(Movistar Plus)」に「フィーリングが良くない」と語り、「ホームで試合の大半を支配していたのだから良い結果ではない」と悔やんだ。

「たとえヨーロッパリーグだとしても、これが欧州での戦いだ。各チームとも力があるから残っている」

 その他の試合では、グラスゴー・レンジャーズ(Glasgow Rangers)が3-0でレッドスター・ベオグラード(Red Star Belgrade)に快勝。アタランタ(Atalanta)はバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)に3-2で競り勝った。

 SCブラガ(SC Braga)はASモナコ(AS Monaco)に2-0、セビージャFC(Sevilla FC)はウェストハム(West Ham)に1-0でそれぞれ勝利した。(c)AFP