ウクライナで子ども71人死亡、100人以上負傷 議会人権委員
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【3月11日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領が先月24日に開始したウクライナ侵攻では、10日までに少なくとも71人の子どもが死亡し、100人以上が負傷した。ウクライナ議会のリュドミラ・デニソワ(Lyudmyla Denisova)人権委員が、メッセージアプリのテレグラム(Telegram)で明らかにした。
デニソワ氏は、同国西部ジトーミル(Zhytomyr)州マリン(Malyn)で空爆により家屋7軒が破壊され、子ども3人を含む5人が死亡するなど、空爆で子どもが犠牲になった事例を複数挙げた。9日夜には、東部イジュム(Izium)州の村で住宅が砲撃を受け、女性2人と子ども2人が死亡したが、5歳の女児が助かったという。
南東部のドネツク(Donetsk)州マリウポリ(Mariupol)では9日、小児科・産婦人科病院が空爆され、少女1人を含む3人が死亡し、各方面で怒りの声を巻き起こした。(c)AFP