【3月9日 AFP】自転車ロードレース、パリ~ニース(Paris-Nice 2022)は8日、第3ステージ(ビエルゾンからデュンルパレステル、191キロ)が行われ、トレック・セガフレード(Trek Segafredo)のマッズ・ピーダスン(Mads Pedersen、デンマーク)がゴール前のスプリント勝負を制し、ステージ優勝を果たした。2019年のUCIロード世界選手権大会(2019 UCI Road World Championships)を制したピーダスンは、総合順位でも4位に浮上している。

 しかし、3日目も容赦ないまでの速さでレースを先導したチーム・ユンボ・ビスマ(Team Jumbo Visma)勢が、総合順位でトップ3を独占する結果となった。

 総合首位に立っているのはチームに新加入したクリストフ・ラポルテ(Christophe Laporte、フランス)で、ワウト・ファン・アールト(Wout van Aert、ベルギー)が1秒差で2位に、チームリーダーを務めるプリモシュ・ログリッチ(Primoz Roglic、スロベニア)が9秒差で3位につけている。

 総合首位と39秒差につけるボーラ・ハンスグローエ(Bora Hansgrohe)のアレクサンドル・ブラソフ(Aleksandr Vlasov、ロシア)が、最も近い現実的なライバルとなっている。

 また、イネオス・グレナディアーズ(Ineos Grenadiers)のアダム・イェーツ(Adam Yates、英国)とダニエル・マルティネス(Daniel Martinez、コロンビア)は、真価を発揮する10日と12日の山岳ステージを心待ちにしている。(c)AFP