【3月9日 AFP】米国防総省は8日、ロシアが2週間近くにわたり続けるウクライナ侵攻で、ロシア兵2000~4000人が死亡したとの見解を示した。

 同省国防情報局(DIA)局長のスコット・バリアー(Scott Berrier)中将が、下院情報特別委員会(House Intelligence Committee)の公聴会で、議員の質問に答えた。ただし、情報機関からの情報と一般公開されているデータに基づいた推定であり、「信頼度は低い」としている。

 ロシア政府は2日、自国軍兵士の死者数を498人と発表。一方でウクライナ政府は、ロシア側の死者はこれよりもはるかに多いと主張している。(c)AFP