【3月7日 AFP】女子テニス、モンテレイ・オープン(Abierto GNP Seguros 2022)は6日、シングルス決勝が行われ、大会第2シードのレイラ・フェルナンデス(Leylah Fernandez、カナダ)が5本のマッチポイントをしのいで第5シードのカミラ・オソリオ(Camila Osorio、コロンビア)を6-7(5-7)、6-4、7-6(7-3)で下し、大会連覇を果たした。

 3時間に迫る激戦は、物議を醸すような幕切れとなった。

 試合はオソリオが最終セット6-5で迎えたフェルナンデスのサービスゲームで5本目のマッチポイントをつかみ、そのままキャリア2勝目を挙げるかに思われた。

 だがここで昨年の全米オープン(US Open Tennis Championships 2021)準優勝のフェルナンデスは、スタジアムの照明の不具合が気になるとして抗議。大会側は照明の修繕を命じ、試合は約15分の中断を余儀なくされた。

 再開後はオソリオのリズムが崩れ、マッチポイントを返したフェルナンデスはそのままサービスゲームをキープ。決着をタイブレークに持ち込むと簡単に7-3で制し、劇的な形で大会連覇を飾った。(c)AFP