マイヤーが世界室内欠場、コロナワクチンの影響明かす
発信地:パリ/フランス
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【3月7日 AFP】東京五輪の陸上男子十種競技で銀メダルを獲得したフランスのケビン・マイヤー(Kevin Mayer)が6日、新型コロナウイルスのワクチンの影響でアキレス腱(けん)の問題が悪化したため、世界室内陸上選手権(World Athletics Indoor Championships Belgrade 22)の七種競技を棄権すると発表した。
この日フランス・パリで行われた大会で、出場予定だった60メートルハードルを棄権したマイヤーは、6か月前の2度目のワクチン接種後に問題を抱えるようになったと主張した。
30歳のマイヤーは「9月に2回目のワクチンを打ってから右アキレス腱が痛む」と話している。
「だがワクチンについてはコメントを控える。1月にコロナに感染するまでは全てが順調だったが、それからは試合後の残存痛を治すのがずっと困難になった。自分としては、適切に行動して休むタイミングが来たのだと思う」
世界室内陸上選手権は18日にセルビアのベオグラードで開幕し、続いて7月には米国で第18回世界陸上オレゴン大会(World Athletics Championships Oregon 22)が予定されている。(c)AFP