【3月5日 CGTN Japanese】日本で3月3日はひな祭りですが、今年の3月3日は、チベット暦の新年でもありました。中国にある56の民族の一つであるチベット族の人々にとっては最もめでたい祝日で、その様子は春節(旧正月)を迎えた漢民族に似ています。チベット族の正月はチベット暦によるために、新暦のカレンダーに当てはめれば、毎年の日付が異なります。今年は3月3日でした。

 チベット族は主にチベット自治区(Tibet Autonomous Region)、四川省(Sichuan)、雲南省(Yunnan)、甘粛省(Gansu)、青海省(Qinghai)で暮らしています。これらの地域のチベット族の人々はこの日、民俗行事を催し、伝統的なごちそうを堪能し、新たな1年の到来を祝いました。

 チベットの山南市やシガツェ市などで行われているチベット族独特の舞踊や歌唱イベントは、観衆から熱狂的な喝采を浴びました。ラサ市城関区徳瑟大院では、人々が集まって世間話をしたり、「鍋庄」と呼ばれる民族舞踊に興じるなどで、喜びを分かち合いました。

 雲南省のシャングリラでは、弓矢の試合が祝日の大切なイベントの一つです。試合に臨んだ射手は新年への願いを込めて、大いに腕を振るいました。甘粛省の天祝チベット族自治県では、チベット族の人々が一堂に会し、チベット伝統のバター茶を飲み、ハダカムギを原料にした美酒を味わって新春を祝いあいました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News