【3月1日 AFP】米大リーグ機構(MLB)と選手会(MLBPA)の代表者による新労使協定交渉は、新シーズン開幕に間に合わせるための期限が切れたため、協議延長が決まった。米メディアが1日、報じた。

 両陣営は2月28日、2022年シーズンに向けた労使協定交渉の行き詰まりを打開すべく、米フロリダ州ジュピター(Jupiter)で8日間連続となる会談に臨んだが、翌1日未明にかけて行われた話し合いは合意には至らなかった。

 米スポーツ専門チャンネルESPNと米紙USAトゥデー(USA Today)は、合意の期限を1日の午後5時に延長する中、同日両陣営が再び交渉のテーブルに戻ると報じている。

 昨年12月1日に旧労使協定が失効して以降、オーナー側によるロックアウトが続いているため、春季キャンプも延期されたままとなっている。

 MLB側は2022年のレギュラーシーズン開幕を予定通り3月31日に迎えるには、2月28日が妥結の期限になるとしていた。(c)AFP