【2月27日 AFP】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は27日、ロシアと対話する用意はあるが、隣国ベラルーシでの会談は拒否すると述べた。ロシアはベラルーシからも部隊をウクライナに侵攻させた。

 ゼレンスキー氏はネットに投稿した演説で、候補地としてポーランドのワルシャワ、ハンガリーのブダペスト、トルコのイスタンブール、アゼルバイジャンのバクーを提案したと明かした。「ミサイルが飛んでこない国の都市ならどこでもいい」「誠実に協議し、戦争を終わらせるにはそうするしかない」と述べた。

 ロシアのドミトリー・ペスコフ(Dmitry Peskov)大統領報道官は同国の通信社に対し、ロシア側にはウクライナと対話する用意があり、ベラルーシ南東部ゴメリ(Gomel)に代表団を派遣していると述べていた。(c)AFP