マンCがフォーデン弾でエバートンに勝利、マンUはドロー
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【2月27日 AFP】21-22イングランド・プレミアリーグは26日、第27節の試合が行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)は終盤にフィル・フォーデン(Phil Foden)が決勝点を挙げ、1-0でエバートン(Everton)を下した。
先週のトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)戦で昨年10月以来となる黒星を喫してタイトル争いが再燃する中、シティはまたも勝ち点を落とすかに思われたが、残り8分でフォーデンがマイケル・キーン(Michael Keane)のミスを突いた。
この勝利でシティは、1試合消化が少ない2位リバプール(Liverpool FC)との勝ち点差を暫定で6に広げている。
試合の前には、ウクライナ代表のチームメートで、ともにベンチ入りしていたシティのオレクサンドル・ジンチェンコ(Oleksandr Zinchenko)とエバートンのビタリー・ミコレンコ(Vitaliy Mykolenko)が抱き合う場面があった。
ロシアによる軍事侵攻を受けて、エバートンの選手はウクライナの国旗を手にし、シティの選手も同国の国旗があしらわれたTシャツを着用。スタンドでは「われわれはウクライナとともにある」と記されるなどした横断幕が広げられ、ジンチェンコは目に涙を浮かべた。
早い時間帯に行われた試合では、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)とワトフォード(Watford FC)の選手が、キックオフ前に6か国語で「平和」と書かれたボードとともに立った。ユナイテッドは22本のシュートを放つなど試合を支配したが、降格圏のワトフォードと0-0で引き分けた。
またトッテナムは、4-0でリーズ・ユナイテッド(Leeds United)に大勝している。(c)AFP