【2月26日 AFP】サッカーブラジル代表のチッチ(Adenor Leonardo Bacchi aka Tite)監督が25日、2022年W杯カタール大会(2022 World Cup)限りで退任する意向を表明した。

 ブラジルの地元テレビ局スポルTV(Sportv)で「W杯までは残る」と明かした。

 今年のW杯では1958、62、70、94、02年に続く6度目の優勝にブラジルを導き、勇退することを目指す。

 チッチ監督は当時ブラジルがコパ・アメリカ・センテナリオ(Copa America Centenario USA 2016)でグループステージ敗退に終わるなど低迷していた2016年6月に就任。

 その後、優勝候補の一角として臨んだ2018年W杯ロシア大会(2018 World Cup)ではベスト8止まりとなったが、翌年に母国で開かれたコパ・アメリカ(2019 Copa America)では優勝を果たした。

 今回のW杯予選は絶好調で、5試合を残して南米一番乗りでカタール行きの切符を獲得。本大会でも優勝候補に挙げられている。(c)AFP