【2月25日 AFP】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は24日、首都キエフ近郊ホストーメリ(Gostomel)の飛行場がロシア軍に占拠されたことを認め、奪還すると宣言した。

 アントノフ(Antonov)空港に併設されている同飛行場は、キエフの北端に隣接している。同飛行場での戦闘は、同日にロシアによるウクライナ侵攻が始まって以降、キエフに最も近い場所で起きたものとなった。

 これに先立ちAFPの記者は、北方のベラルーシから飛来した複数のヘリコプターがキエフを低空飛行する様子を目撃していた。ロシアの空挺(くうてい)部隊はその後、飛行場を占拠。ゼレンスキー氏はビデオ演説で、ロシア部隊を包囲し、撃退する意向を表明した。(c)AFP