ロシアがウクライナに侵攻 これまでの動き
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【2月24日 AFP】24日に発生したロシアによるウクライナ侵攻のこれまでの動きをまとめた。
■プーチン大統領が「作戦」発表
ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領が午前6時(日本時間正午)直前にテレビ演説し、ウクライナ東部の親ロシア派住民を「虐殺」から守るために軍事作戦を実施すると発表した。
■ウクライナ国内で爆発
夜明け前のウクライナの首都キエフや東部の前線周辺、黒海沿岸の都市で爆発音が響いた。
■「全面侵攻」
ウクライナのドミトロ・クレバ(Dmytro Kuleba)外相は、プーチン氏が「全面侵攻を開始した」と発言した。
■ロシア地上部隊が侵攻
ウクライナの国境警備隊は、ロシアの地上部隊が北部など複数の場所から、国境を越えてウクライナ領内に侵攻したと発表した。
■ウクライナで戒厳令
ウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は戒厳令を敷いた。その後、ロシアとの断交を発表した。
■「占領者50人殺害」
ウクライナは、親ロ派武装勢力との戦いの前線になっている町に対し攻撃があり、反撃の中で「ロシアの占領者50人」を殺害したと発表した。
■ベラルーシ軍は関与せず
ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ(Alexander Lukashenko)大統領は、同国軍は侵攻に関与していないと述べた。ウクライナ政府は、ロシア軍がベラルーシ国境からも侵入したとしている。
■バイデン氏が警告
米国のジョー・バイデン(Joe Biden)大統領は、ロシアの軍事作戦について「世界がロシアに責任を取らせることになるだろう」と発言。作戦は「破滅的な人命の損失」をもたらすと警告した。
■中国は「注視」
中国はウクライナ情勢を注視していると述べた上で、全ての当事国に対して「自制」を呼び掛けた。(c)AFP