【2月17日 AFP】北京冬季五輪の大会組織委員会は17日、隔離環境のバブル内における16日の新型コロナウイルス新規陽性者数が、公表を開始してから初めて0人だったと発表した。

 感染力の強い変異株「オミクロン株」が流行する中、大会開幕前は新型ウイルスが五輪に与える影響が心配された。

 バブルの中にいるアスリート約3000人と、サポートスタッフ、ボランティア、記者ら6万人を超える関係者は、毎日の検査とマスクの常時着用を義務づけられている。

 正式な人数が発表されるようになった1月24日以降、バブル内では累計435件の陽性が確認されている。

 だが、バブル内の陽性者数は20日の閉幕が迫るにつれて減少し続けており、16日のPCR検査では陽性者が出なかった。(c)AFP