【2月17日 AFP】ブラジル南東部リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)北方の観光都市ペトロポリス(Petropolis)で発生した集中豪雨による洪水や土砂災害で、16日までに少なくとも94人の死亡が確認された。35人が行方不明となっている。

 15日の3時間の降雨量は258ミリに上った。これは、前月1か月分の降雨量にほぼ等しいという。

 山腹のスラム街などで土砂災害が発生し、民家が押し流された。消防隊やボランティアが捜索活動を続けており、死者はさらに増える恐れがある。

 州政府によると、これまでに少なくとも24人が救助された。

 約300人が学校などに避難しているという。慈善団体は被災者のためのマットレスや食料、水、服、マスクの寄付を呼び掛けている。(c)AFP/Louis GENOT/Florian PLAUCHEUR