【2月15日 AFP】ペルーの首都リマの東24キロにあるカハマルキリャ(Cajamarquilla)で、子どものミイラ6体が発掘された。約1000~1200年前に墓に埋葬されていた高位の男性の従者として、いけにえにされたとみられる。

 発掘調査の責任者で考古学者のピーター・バンダーレン(Pieter Van Dalen)氏は「子どものミイラは墓の出入り口の何か所かに積み重ねられていた」とAFPに語った。

 付近では、大人7人の遺骨やラマのような動物の骨、土器なども見つかった。

 有力者のミイラは昨年11月、深さ1.4メートルの場所にある長さ約3メートルの墓室から見つかった。20歳くらいの男性で、両手で顔を覆うような姿勢で縄で縛られていた。(c)AFP