【2月10日 CGTN Japanese】北京冬季オリンピック組織委員会文化活動部でイメージ景観アートディレクターを務める林存真(Lin Cunzhen)氏が9日、「北京冬季オリンピックの表彰」をテーマとするブリーフィングで明らかにしたところによりますと、今大会の表彰式では多くの要素によって「ともに」のスローガンが体現されているとのことです。

 メダル獲得選手の記念品のデザインではオリーブの冠を基礎に中国文化の要素を加え、歳寒三友である松、竹、梅のイメージで編んだ装飾がマスコットの「ビンドゥンドゥン」「シュエロンロン」を囲み、皆が団結することを象徴し、オリンピックの「ともに」のスローガンを具体的に表現しています。

 表彰式で使用する花束にはアジサイのイメージが含まれます。アジサイは多くの小さな花が集まっていて、団結の概念を具現しています。また、メダルのイメージは中国古代の同心円玉璧に由来し、五つの輪がデザインされ、「天地合、人心同」という中国文化の内包を示し、「ともに」の理念も具現しています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News