【2月13日 CGTN Japanese】北京冬季オリンピックのスポークスマンは8日午後、北京冬季オリンピックのメインプレスセンター(MPC)で開かれたブリーフィングで、国家体育館におけるスマートテクノロジーの応用や冬季オリンピックからパラリンピックへの切り替え、将来的な利用構想などについて説明しました。

 2006年に建設された国家体育館は、北京夏季オリンピックのメインスタジアムの一つで、新体操やトランポリン、ハンドボールの会場として使用されました。2年間の改修・増築工事を経て、冬季オリンピックではアイスホッケー女子の5試合と男子の24試合が行われます。

 国家体育館の会場運営を担当する斉靚(Qi Jing)事務局長は、「スマート医療の面では、スマート診療室を導入し、選手の顎顔面の外傷をすぐに診療し、判断することができる。また、中国初の顎顔面CT検査車を導入した。ほかにも、クラウドを通じて観客体験を連結する技術を駆使し、スタジアムにおけるインタラクティブな雰囲気を盛り上げる」と述べました。

 国家体育館は、冬季オリンピック閉幕後、2月21日から25日にかけてパラリンピックに向けての準備作業が行われ、その後はパラリンピック競技会場として運営されます。パラリンピック閉幕後も引き続き、アイスホッケーを普及する役割を果たしていくとのことです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News