【2月8日 AFP】北京冬季五輪は8日、フリースタイルスキー女子ビッグエア決勝が行われ、中国の谷愛凌(Eileen Gu)が合計188.25点で金メダルに輝いた。

 18歳の谷は1本目に力強いジャンプを披露した後、最終ランではとっておきの大技ダブルコーク1620で板の外側にグラブを入れながら後ろ向きでの着地に成功した。

 谷がこの圧巻のジャンプで同種目の初代五輪女王となった一方で、米コロラド州アスペン(Aspen)で開催された先月のウィンターXゲームズ(Winder X Games 2022)を制した20歳のテス・ルドゥー(Tess Ledeux、フランス)はトップの座を奪われ、銀メダルに終わった。

 米国人の父親と中国人の母親を持ち、2019年に中国籍に変更した谷は、同国で絶大な人気を誇り、高級ブランドとスポンサー契約もしている。(c)AFP