【2月7日 AFP】(更新)7日に行われた北京冬季五輪、アイスホッケー女子1次リーグのロシア五輪委員会(ROC)対カナダ戦で、ROC側の新型コロナウイルス検査結果の到着が間に合わなかったとして、両チームの選手が医療用マスクをして試合に臨む出来事があった。

 当初予定されていた開始時間に姿を見せたのはROCの選手だけで、試合は1時間遅れで始まった。

 カナダのナタリー・スプーナー(Natalie Spooner)は「私たちは(ROC側のPCR検査)結果が出るのを待っていただけ。結果が判明して安心した」と明かした。

「長い目で見れば面白いエピソードになるかもしれない。コロナ禍の五輪に参加して、マスクまでして試合に出たと語れるのだから」

 今大会は新型コロナウイルス対策の「クローズドループ」と呼ばれる隔離環境の中で開催されており、内部の人は全員、競技時を除いて原則常時のマスク着用が義務付けられている。

 国際オリンピック委員会(IOC)はAFPに対し「両チーム間の協議により、双方がマスクを着用して試合を開始することに合意した」と明かした。

 ROCは第3ピリオドに入るとマスクを外した。スプーナーは「結果が届いて陰性だったから、マスクを外すと伝えられた」と話している。

 ROCの選手は、自分たちに非はなく、毎日行われている新型ウイルス検査をいつも通り午前8時に受けたと主張している。アンナ・シバノワ(Anna Shibanova)は「私たちの手に負えないこと。検査施設の中国の人が、PCR検査の結果を提出する準備ができていなかった」と話し、チームの全員が陰性だったと付け加えた。

 試合はカナダが6-1で大勝した。(c)AFP