【2月7日 AFP】男子テニス、四大大会(グランドスラム)通算3勝を誇るアンディ・マレー(Andy Murray、英国)が、全仏オープン(French Open 2022)を含む今季のクレーコート大会に出場しないことを表明した。英BBCが6日に報じた。

 クレーシーズン後のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)出場に専念するためだとしており、全仏オープンの欠場は2年連続となる。

 マレーは2019年に股関節の大手術を受けて以来、全盛期の輝きをなかなか取り戻せない状況が続き、現在の世界ランキングは102位となっている。

 BBCによれば、マレーは「クレーでプレーすることは考えていない。この数年、クレーのせいで問題が悪化していたし、そのリスクを取りたくない」と説明した。

 今週はオランダ・ロッテルダム(Rotterdam)で開催されるABNアムロ世界テニストーナメント(ABN AMRO World Tennis Tournament 2022)に出場し、2回戦で敗退した先月の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2022)以来の実戦に臨む。(c)AFP