【2月7日 AFP】21-22スペイン1部リーグは6日、第23節が各地で行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)はジョルディ・アルバ(Jordi Alba)の見事なボレーシュートなどでアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)との点の取り合いを4-2で制し、4位以内の確保に向けて大きな勢いをつける白星を手に入れた。

 試合はアトレティコがヤニック・フェレイラ・カラスコ(Yannick Ferreira Carrasco)の得点で序盤に先制したが、バルセロナもそこから一気に反撃し、アルバの今季ベストゴールにも選ばれそうなシュートで同点に追いつくと、ガビ(Pablo Martin Paez Gavira 'Gavi')とロナルド・アラウホ(Ronald Araujo)、ダニエウ・アウベス(Daniel Alves)も得点し、40分間で4点を決めて相手を壊滅状態に追い込んだ。

 アトレティコもルイス・スアレス(Luis Suarez)のヘディングシュートで1点を返し、さらに残り20分で冷静さを失ったアウベスが退場になったが、バルセロナが反撃をしのいで勝利を飾った。

 後半には、イングランド・プレミアリーグのアーセナル(Arsenal)から加入したピエール・エメリク・オーバメヤン(Pierre-Emerick Aubameyang)が途中投入で新チームデビューを果たしたが、チームが自陣に押し込められる中で影響は限られていた。一方、同じくこの冬に加入したアダマ・トラオレ(Adama Traore)は、前半の見事なプレーで最大のインパクトを残した。

 首位レアル・マドリード(Real Madrid)は1-0でグラナダ(Granada CF)に勝利し、オサスナ(CA Osasuna)とスコアレスドローに終わったセビージャFC(Sevilla FC)との勝ち点差を6に広げた。カリム・ベンゼマ(Karim Benzema)をけがで欠いたが、マルコ・アセンシオ(Marco Asensio)が74分に均衡を破るゴールを決め、粘るグラナダに競り勝った。(c)AFP/Tom ALLNUTT