【2月6日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)で史上最多タイとなる通算7度の年間王者に輝いているメルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)が5日、去就が注目される中で久しぶりにSNSを更新した。

 ハミルトンは昨年12月の21F1最終第22戦アブダビGP(Abu Dhabi Grand Prix 2021)で、物議を醸した裁定の末にレッドブル(Red Bull)のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)に王座を奪われ、最多8度目の年間優勝を逃した。

 その後はSNSの更新がなく、チームとの契約が2023年まで残る中、昨季限りでF1を引退するのではないかとのうわさが広がっていたが、この日56日ぶりに公にコメントを発した。

 ハミルトンは、ツイッター(Twitter)とインスタグラム(Instagram)のアカウントに米アリゾナ州のグランドキャニオン(Grand Canyon)で笑顔を見せる自身の写真を投稿し、「久しぶり。ただいま!」とメッセージを添えた。このコメントがどのようなF1界での今後を意味しているのかはまだ分からない。

 メルセデスは18日にレギュレーション変更後初の新車発表会を英シルバーストーン(Silverstone)で行い、その5日後にバルセロナ合同テストに臨む予定となっている。

 ミハエル・シューマッハ(Michael Schumacher)氏と並ぶ最多7度の年間優勝を果たしているハミルトンは、新たなチームメートのジョージ・ラッセル(George Russell)とともに新車発表会に姿を見せるとみられている。(c)AFP