【2月1日 AFP】イタリア・セリエAのユベントス(Juventus)は31日、ドイツ・ブンデスリーガ1部のボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)からスイス代表MFデニス・ザカリア(Denis Zakaria)を獲得したと発表した。この日は他に放出の発表があり、ユベントスにとっては慌ただしい移籍市場最終日となった。

 ユベントスは発表文の中で、25歳のザカリアについて移籍金は450万ユーロ(約5億8000万円)で、契約期間は2026年6月までと記した。ザカリアの年俸は300万ユーロ(約3億9000万円)と報じられている。

 ザカリアは、今シーズン限りで満了となるボルシアMGとの契約延長を見送っていた。

 一方で、MFロドリゴ・ベンタンクール(Rodrigo Bentancur)とMFデヤン・クルゼフスキ(Dejan Kulusevski)は共にイングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)に加入した。

 ユベントスによれば、ウルグアイ代表であるベンタンクールの移籍金は1900万ユーロ(約24億5000万円)で、「特定の競技目標を達成すれば」600万ユーロ(約7億7000万円)のボーナスが加わるという。

 クルゼフスキは来年6月までのローン契約で、レンタル料は計1000万ユーロ(約13億円)に設定された。ローン期間の終了時に特定の目標に達した場合、トッテナムには3500万ユーロ(約45億2000万円)での買い取り義務が発生する。

 またMFアーロン・ラムジー(Aaron Ramsey)は、今シーズン限りのローン移籍でスコティッシュ・プレミアシップのグラスゴー・レンジャーズ(Glasgow Rangers)に渡った。

 来シーズンの欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)出場権獲得を目指すユベントスは、フィオレンティーナ(Fiorentina)からセルビア代表FWドゥシャン・ブラホビッチ(Dusan Vlahovic)を獲得するなど、この冬すでに補強を進めていた。(c)AFP