【1月25日 AFP】23日に行われたスペイン1部リーグのエルチェ(Elche CF)戦の試合中、レアル・マドリードのFWカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)が空き巣被害に遭っていたことが分かった。警察筋が24日、AFPに明かした。

 本拠地サンチャゴ・ベルナベウ(Santiago Bernabeu Stadium)での一戦でPKを失敗し、けがで途中交代となったベンゼマは帰宅すると、家が「ひどく散らかっている」のに気づいたという。何が盗まれたのかはまだ分かっていない。

 警察筋は「試合を終えて帰宅した選手は家中がひどく散らかっているのに気づき、何が起きたのか悟った」と述べた。

 34歳のベンゼマは、マドリードのすぐ北にあるサンセバスチャンデロスレジェス(San Sebastian de los Reyes)に住んでいる。

 犯人は家の周りのフェンスを飛び越え、窓を割って侵入したとみられている。

 近年、スペイン警察はこの問題の取り締まりに力を入れているものの、同国で試合中に空き巣被害に遭うサッカー選手は少なくない。

 同国警察は2019年、レアルとアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)に所属する選手への犯行を主に計画する空き巣グループの摘発に成功したと発表していた。

 レアルのカゼミーロ(Casemiro)や、アトレティコからイングランド・プレミアリーグのアーセナル(Arsenal)に移籍したトーマス・パルテイ(Thomas Partey)も標的になっていた。(c)AFP